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データ連携で鉄筋モデリング作業を省力化へ
2022年07月05日
佐藤工業は、このたび、エンジニアによる高難度DXを推進する株式会社Arent が開発したRevitアドイン『LightningBIM 自動配筋』を導入しました。
このアドインはまだ開発途中であり、初期段階から積極的に両社で意見を出し合い、最終的には構造設計のBIMモデルを利用して、施工BIMでの鉄筋モデリング作業を省力化することを目的とし、設計から施工へのBIM連携を加速していきます。
佐藤工業の構造設計では、Revitを利用した構造図の作図が進んでおり、構造計算モデルを引き継ぐ形でRevitモデルの作成、Revitモデルから確認申請図を切り出すことなどを行っています。この構造設計業務の一部として作成されたモデルを施工時にも利用できると、無理のないフロントローディングになると感じていました。
そのような中で、今回、Arent 社の『LightningBIM 自動配筋』を導入することで、構造モデルを施工時に利用するツールの一つとして利用できればと思料しています。従来、施工時に複雑な鉄筋納まりで、例えば柱梁の接合部において絞りやハンチなどがある場合、別の鉄筋専用BIMを利用して、ほとんどゼロから配筋検討を行っていましたが、この部分を『LightningBIM 自動配筋』を利用することで構造設計の情報を瞬時に取り込むことができ、さらなる省力化・効率化が図れるものと期待しています。