SERVICE & TECHNOLOGY
技術とサービス
自立式修景型枠ブロック工法 SAB工法
概要
SAB(Sequent Alternative Block:交互に連続、連鎖したブロック)工法は、型枠兼用のプレキャストコンクリートブロック工法です。 砂防ダムの構築にあたり、自立式構造で十分な強度と耐久性を有した型枠を用いることで、施工時の安全性向上、機械化施工による省人化と工期短縮を図ることができます。また、施設周辺の環境に調和した修景にも対応が可能です。
【国土交通省NETIS:HR-990007-A】
特長
施工性の向上
型枠ブロックはプレキャスト部材であり、短時間で設置が完了できるため、従来の型枠や支保工作業の工程を省略することができます。また隣接する既設型枠ブロックと連携し、本体コンクリート打設時のコンクリート圧力に抵抗する構造となっているため、部材厚を薄くでき、型枠ブロック重量の軽減化により、施工性、運搬効率、経済性の向上が図れます。
強度・耐久性の向上
控え壁と型枠背面に設置するアンカーにより、本体コンクリートと一体化することで、強度と耐久性の向上が図れます。
作業安全性の向上
型枠ブロックの据付けや、継手金物を用いた隣接型枠ブロックとの連結作業など、全ての作業がダム本体コンクリート内側からできるため外部足場が不要で、作業安全性の向上が図れます。
周辺環境との調和
型枠ブロック表面に模様付けがされているため、周辺環境にマッチした修景化を図ることができます。